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■受賞作品
『夜の人工の木』(霧工房)
■受賞者
豊原清明 (神戸市生まれ)
【略 歴】
1977年6月25日 生
現代詩神戸研究会会員
1994年度中野重治文学奨励賞受賞
【受賞のコメント】
受賞のお知らせがあった時、僕は一瞬何のことやらわからず、舌がもつれるほどでした。すごいことになったナアと喜びでとびあがりたいほどでした。詩を読むより、詩を書くのが好きで、詩集は全くと言っていいほど読んでおりませんでした。中也のことも名前は知ってはいましたが、中原中也の詩も深くは読んでおりませんでした。この度、中也記念館で中也の弟様の奥様から原文中原中也詩集を頂き大変な宝物となりました。この賞は僕にとっては、あまりにも大き過ぎて不安な気持ちもあります。
「夜の人工の木」は苦しかった中学を卒業した一つの区切りとして父が計画してくれました。詩の教室の先生方のお力によって激動の95年に出版できました。先生方に感謝します。この賞をきっかけとして、もう一度初心にもどり詩の世界を深めて行きたいです。
選考委員の先生方をはじめ、関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
■最終選考作品
■倉田良成
『ゼノン、あなたは正しい』(昧爽社)
■山崎佳代子
『鳥のために』(書肆山田)
■萩原健次郎
『求愛』(彼方社)
■梅田智江
『SO ALONE』(アトラス書館)
■豊原清明
『夜の人工の木』(霧工房)
■寺山富三
『ぼくと時計の時差について』(文渓堂)
■江代充
『白V字 セルの小径』(書肆山田)
■選考委員(五十音順)
荒川洋治(詩人、早稲田大学文学部講師)
北川 透(詩人、梅光女学院大学教授)
佐々木幹郎(詩人)
佐藤泰正(梅光女学院大学学長)
中村 稔(詩人、弁護士)
吉田熈生(城西国際大学副学長)
■応募状況(一般応募作品319冊)
今回の中原中也賞には、全国45都道府県からの17歳から85歳までの方々から319点の応募がありました。もっとも応募が多かったのは東京都の70作品、山口県内からは15詩集(うち山口市内1作品)の応募がありました。
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